トムのロンドンだより

2005年6月号 

日本の6月といえば「梅雨」ですね。特に東北地方では気温もぐっと下がり、寒さすら感じます。
それに対し、ヨーロッパの6月は全体的に晴れた日が多く、ロンドンでも国花のバラがとてもきれいな季節です。
ジューン・ブライドとは、まさにヨーロッパならではの言葉ですね。
インペリアル・カレッジから北に歩くこと3分、ケンジントン・ガーデンズとハイド・パークに辿り着きます。
大都会の中心部とは思えないほどの広さを誇り、一日中多くの人たちで賑わっています。
木々に囲まれた歩道を行けば、木陰がとても優しく包んでくれます。
池の周りには白鳥が飛び交い、野生のリスや野うさぎも、夏の日差しを浴びながら、ゆっくりと時間を楽しんで
います。こんなにのんびりと散歩をしたことって、今まであったかな?と思ってしまいました。


ケンジントン・ガーデンズ01

ケンジントン・ガーデンズ02

ロンドン・フェニックス・オーケストラ
定期演奏会

今月はついにオケの演奏会がありました。入団してから1ヶ月、かなり強行でしたが、思う存分音楽を
楽しむことができました。市民響での日々があったからこそだと思います。
こちらでの音楽の感じ方は、上手く伝えにくいのですが、何か、大きく息を吸った時に、自然と音楽が
流れ込んでくるような印象を受けます。
テンポが変わっても、決して止まることはなく、常に流れているような感じです。
それらを感じながらも、どうやったらそういう表現ができるのだろうか?と苦闘の日々です。
どうしても、「1・2・3・4」と機械的に数えてしまう自分がいます。難しいですね。音楽は果てしないです。

演奏会の後、学会のためアメリカ(コロラド州)に飛びました。ちょうど、市民響の演奏会があった週です。
みなさんの頑張っている姿を思い浮かべながら、一生懸命発表しました。
学会後は、ラスベガスに遊びに行きました。
ちょうど、日本から来ていた研究室の後輩たちと一緒に、グランド・キャニオンのツアーに参加しました。
ヨーロッパが芸術なら、アメリカは大自然ですね。とにかくすごいの一言です。母なる大地を感じました。
ちなみに、スロットでは負けました。


アメリカ学会

グランド・キャニオン



今月に聴いた主なコンサート

ベートーヴェン:交響曲 第9番

ブルックナー:テ・デウム