トムのロンドンだより

2005年9月号

夏も終わりを告げる9月、英国南岸最大のリゾート地であるブライトンを訪れました。
ロンドンから南に85km、ドーヴァー海峡に面した海岸です。ブライトンはもともと
小さな漁村でしたが、1750年、この街の医師が健康促進のためにと勧 めた海水浴が一躍ブームとなり、
今日のようなリゾート地に発展したと言われています。それまでは、海で泳ぐことは自殺行為とみなされて
いたそうです。

ブライトン01

ブライトン02


ブライトン03

ブライトンの海岸は砂浜ならぬ石浜です。
ちょうどこの日は眩しいくらいの 晴天だったということもあり、最後の夏をビーチで過ごそうと、
多くの人で賑わっていました。
ただ、南岸と言えどもそこは北緯50度の北国。北海道よりも ずっとずっと北に位置します
(稚内で北緯45度くらい??)。メキシコ湾からの暖流のおかげで温暖な気候とはいえ、
さすがに海水は冷たかったです。それで も、青い空とエメラルドの海、イギリスにもこんなに
素敵なビーチがあるとは驚きでした。
夕日をたくさん浴びながら、最後の夏が過ぎ去っていく瞬間を楽しむ ことができました。



ブライトン04

ブライトン05

さて、夏が終わるということは、プロムスも今月で終わりです。
はて、何回ロイヤル・アルバート・ホールに足を運んだことでしょうか?
やはり、常連は顔見知りになるものです。私の場合、アントニーというおじ さんと仲良しになりました。
彼はホルンを学生の頃から続けており、最近、ヴィオラも始めたそうです。そして本職はというと、
何とレストランを経営している らしく、後日ごちそうになってしまいました♪



今月に聴いた主なコンサート

ベートーヴェン:序曲「命名祝日」、交響曲第4番

ブラームス:交響曲第1番

ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」より「4つの海の間奏曲」

ブルックナー:交響曲第8番

ドビュッシー:交響詩「海」

ハイドン:交響曲第103番

ラヴェル:ダフニスとクロエ

シベリウス:交響詩「ルオンノタール(大気の乙女)」

ストラヴィンスキー:組曲「プルチネラ」、春の祭典

チャイコフスキー:交響曲第4番